腸活

腸活(実践編)

目次
  • 腸活とは?
  • 腸内環境とは?
  • 腸内環境を整えるためには?(実体験)
  • 腸内細菌の状態をチェックする

腸活とは?

腸は「第二の脳」とも呼ばれる器官です。

なぜそのように呼ばれるのかというと、腸には食べたものを消化し、栄養分をカラダに吸収すること
以外に、免疫力を高める働きや、身体全体の恒常性を保つことにつながる大切な働きを担っています。

腸のトラブルといえば、慢性的な便秘や急な下痢などを想像しがちですが、腸内環境が乱れることで、頭痛や生理痛、肌荒れや冷えなども引き起こすこともあります。

また、お腹の調子が悪い時は、心の調子もよくないはずです。


腸活とは、腸の働きを促し、腸内環境を整えていくことです。

腸内環境とは?

腸内環境とは、腸の中にすんでいる腸内細菌のバランスにより決まります。

ヒトの腸内細菌は数百種類におよび、その数は約100兆個とも言われています。多種多様な細菌で構成されており、その比率、バランスを保って存在しています。

よく耳にするのは「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」ではないでしょうか。

整腸作用などヒトにとって有用な働きをする乳酸菌やビフィズス菌などを「善玉菌」と言います。腸の働きを活発にして消化吸収を助け、身体全体のめぐりに働きかける菌です。

反対に、病気や食中毒の原因となる細菌であるウエルシュ菌や一部のサルモネラ菌などを悪玉菌と言います。悪玉菌が増えると腸の働きが鈍くなり、便秘や下痢の原因にもなります。

どちらにも属さない日和見菌はその時の腸内細菌の優勢な方に味方します。

善玉菌を多く保ち、よりよい腸内環境を維持するためには、生活習慣を整えることがとても大切です。

腸内環境を整えるためには?(実体験)

  1. 朝起きたら、コップ1杯の水を飲む
  2. 水溶性食物繊維を摂るようにする
  3. 発酵食品を摂るようにする
  4. 軽い運動をする
  5. 腸を冷やさない

大きくいうとこの5つが大事かなと思います。

私が腸活を始めたのは、2021年1月頃お腹に激痛が走り、動けなくなってしまったからなのです。その原因をいろいろ調べていたら、おそらく玄米菜食を数日行ったからではないかと思っています。玄米菜食が悪いわけではなく、その時の腸の状態により、合わないことがあるようです。もともと腸の状態が良くないところに、不溶性食物繊維ばかりをとり、オイルも少ない食生活にしてしまったため、便秘になったようです。

便秘のことを調べているうちに「腸活」って楽しそうと思い、本を何冊も読み自分に合った腸活を始めることにしました。まだまだ完璧ではないですが、腸の状態はかなり改善され、しかも食べたものにより腸の調子が変わるのも楽しいのでいろいろ試しています。

体にいいと言われているものを食べても、自分の腸に合っていないのであれば食べる必要はないし何より自分の気分が良くならないのです。

本を何冊も読んで、その中でこれはみんな言っているなというものを自分なりに解釈し試してみました。

今現在私が実践していることは以下の7つです。

  1. 朝コップ一杯の水を飲む
  2. バナナを1日2本食べる(朝と夕飯前)無理なら1本
  3. 水溶性食物繊維を摂る(わかめ、めかぶ、もち麦などが多い)
  4. 発酵食品を摂る(ヨーグルトは1日1回(食べ過ぎない)、糠漬け(あれば)、キムチ(あれば))
  5. オリーブオイルをなるべく摂るようにする
  6. 腹巻をする
  7. 湯船に浸かる

*ヨーグルトは何種類も試しました。でも、他の腸活も同時に始めてしまったためいまいちどのヨーグルトが自分に合っているのかわかっていません。大体2週間程度同じヨーグルトを食べれば腸内環境が変わるので、わかるようです。

軽い運動があまりできていない・・・。今日からがんばります。

あとは無理をせず、自分にとって都合のいいものを食べています笑

今度腸内フローラの検査をしようと思っています。こちらも楽しみです。

腸内細菌の状態をチェックする

腸内細菌の状態をチェックするのは、ずばり「便」です。

[量]

1日の量の平均は100~200gぐらいで、重さの2/3が水分、1/3は腸内細菌、セルロースや不消化物、胃や腸の分泌物や剥離した細胞からなります。脂肪の排出量は約2g程です。

植物性の食物を多く食べる人では量が多く軟らかい便で、肉類を多く食べる人では乾燥した少ない便をする傾向があります。

性状

健康な便・・・黄褐色のバナナ状または半練り状でにおいが少なく、するりと出るソフトなもの。

ドロ状、水様性・・・下痢です。水様性の場合、粘液、血液、膿などが混じると細菌性赤痢や伝染性下痢、アレルギー性などが考えられます。

兎糞状の便・・・ウサギの糞のようなコロコロとした便が出る場合は、大腸のどこかがけいれんしているけいれん性便秘が考えられます。

太くて硬い便・・・排便時に便柱が太くて硬い場合は、大腸の運動が低下している弛緩性便秘が考えられます。

硬くて断片的な便・・・たびたび便意をこらえることによって、直腸の感受性が低下して起こります。

におい

食べた物や疾患によって影響されますが、においのもとは腸内細菌によってたんぱく質が分解された結果できるスカトール、インドールという物質によります。腸の働きが弱いときはにおいは弱くなり、便秘などで腸内の滞留時間が長くなると、においが強くなります。また、未消化たんぱくはアルカリ性のにおい、未吸収の炭水化物は発酵して酸性臭、肉食が多いときは腐敗臭、脂肪便は酸性臭、膵疾患や直腸ガンでは特に強いにおいを発します。

するりと出る大きなバナナの形の便を目指しましょう!