冷え性

冷え性改善

目次
  • 冷え性とは?
  • 冷え性の原因
  • 冷え性の種類
  • 冷え性を改善するには?(個人的に効いたもの!)

冷え性とは?

冷え症とは、血液の流れが悪いため毛細血管へ温かい血液が流れず、血管が収縮し、そのために手足などが冷えてしまう状態のことです。気温とは関係なく体が温まらないので、真夏であっても冷え症の症状は出ます。冷え症には日々の生活習慣が大きくかかわっています。

冷え性の原因

冷え性は特に女性に多い症状です。

・運動不足は身体の代謝を低下させ、血液の循環を悪くする原因となります。また、筋肉量が少ないと体内で熱を生産することが出来ず、うまく体を温められません。特に女性の場合、男性よりも筋肉量が少ないので熱を作りにくく冷えやすい体質だと言えるでしょう。

・筋肉量が少なく脂肪が多い:女性は男性に比べ筋肉が少なく、また付きにくくなっています。そのため熱を作る力が弱いのです。また脂肪が多く、付きやすくなっています。脂肪は一度冷えると温まりにくい性質を持っているため、冷えの原因となります。

・子宮や卵巣などの臓器と月経がある:子宮や卵巣など血流の妨げとなる内臓が多いため、腹部の血流が悪くなります。また月経時に血液が減るため、熱を伝える血液が体の末端まで届きません。

・薄着や衣類のしめつけ:寒い場所でのスカートなどの薄着は、体を冷やしてしまいます。また、下着やタイトな衣類での締め付けも血流を悪くし、冷え症の原因となります。

その他、食生活の乱れ、ストレス、自律神経の乱れ、喫煙、便秘などが原因となります。

冷え性の種類

冷え症にはいくつかの種類があります。その種類によって改善方法や対策が違いますので、自分がどのタイプに当てはまるのかを知ることが大事です。

■末端が冷えるタイプ

血液がドロドロだったり血管が細かったりして血行が悪い状態だと、血液が手足の末端部分まで届きません。そのため、手足の末端が冷えてしまいます。だからと言って、手足だけを温めようとしてもこのタイプの冷え性は改善されません。なぜなら、人間の体はまず内臓を温めようとして、体の中心に血液を集中させます。その結果、末端である手足には十分な熱が行き渡らなくなってしまうのです。まずは腹巻などでお腹を温めて体全体に熱が行き渡るようにしましょう。

■下半身が冷えるタイプ

このタイプは骨盤の歪みが原因である場合が多いです。姿勢の悪さや、同じ方向を向いての就寝、同じ方に足を組むことが原因で身体や骨盤が歪んでしまいます。そうすると下半身の血行が悪化し、代謝が悪くなってしまうのです。さらにお尻や太ももに蓄積される老廃物がセルライトという固まりになってしまい、身体の冷えがますます酷くなります。常に正しい姿勢を意識し、半身浴などで代謝を良くしていくように心がけましょう。

■内臓が冷えるタイプ

ストレスとの関係が深い冷え性だと言えるでしょう。自律神経が異常をおこし、手足の末端部分の血管の収縮ができなくなり、その結果、内臓に血液を集めることができず、内臓が冷えてしまいます。このタイプでは、手足は温かいことが多いので、冷え性だと気付かずに過ごしましまうことも多いのです。しかし、お腹を下しやすくなった、体のだるさを感じる、風邪をひきやすくなった、などの症状を感じたら、このタイプの冷え性かもしれません。内臓の働きを良くして血行促進してくれる生姜などの体を温める食べ物を摂ることで、内臓の冷えを予防し改善することができます。

■自律神経失調体質

ほとんどの方が、この自律神経失調体質に当てはまるのではないでしょうか?自律神経は内臓、血管などの働きを一定に保ち、バランスを整えています。汗や温度調節もそうですが、胃の動きや目の動きなど自然なことも自律神経で制御されています。これが乱れると、疲れが取れない、イライラする、胃がもたれる、肩が凝るなどの症状をひき起こします。

■鉄分不足体質

女性がなりがちです。ダイエットなどの食事を極端に減らすことにより、鉄分不足になります。特に女性は生理等もありますので、必要以上に鉄分を摂取しなくてはなりません。この状態が続けば、いずれ貧血を起こします。貧血は血液中の赤血球が少ない状態のことで、赤血球は酸素を運搬する役目を担っています。すなわち赤血球が少ない血液は酸素を運搬する力がなく、結果として体力不足、疲れやすく、手足が冷える状態を作ってしまうのです。

 ■ホルモン不規則体質

女性に多く関係する事です。ホルモンのバランスが崩れることによる自律神経の不調、これが原因で冷え症になります。特に更年期を迎える女性に多い症状です。

冷え性を改善するには?(個人的に効いたもの!)

冷え性改善のための方法はいろいろなところに載っています。例えば、入浴・半身浴、適度な運動、体を温める食事、マッサージなどです。

私は冷え性の種類でいうと、上記の末端が冷えるタイプと下半身が冷えるタイプに当てはまるのではないかなと思います。

冷えには常に悩まされてきたので、いろいろ試してきました。

入浴、4枚重ね靴下、腹巻、体を温める食べ物、マッサージ、暖かい飲み物などです。最近、これで冷え性がほぼ治ったかもという方法が見つかったので、ご紹介します!

  • 腹巻
  • 靴下
  • 入浴
  • 湯たんぽ
  • 冷えを予防する

この5つだと思います。

■腹巻

腹巻はどれでもいいというわけではなく、MARNOの腹巻を使っています。腹巻もたくさん試しましたが、なかなか理想のものとは巡り合えず、自分で作ってしまいました。1年のうちで本当に暑くて、外にいる夏の数日以外はずーっと付けています。付けていないとお腹がスースーして心配になります。汗疹にもならず快適です。腹巻は私の生活で必需品です。

MARNO シルクハラマキhttps://marno-jp.stores.jp/items/5d39bce9083829066b8bd34c

■靴下

この靴下に出会ってから本当に足先の冷えをほとんど感じなくなりました。しかもかかとがしっとりツルツルになります。夏用も使っていて、冷房を付けて寝るときなどに履いています。

■入浴

体の中から温まることがわかります。運動をしていない日でも汗をかいて代謝を良くすることが大事だと思います。

■湯たんぽ

冬の必需品です。湯たんぽがあれば多少冷えていても体の内側から温まっていくのがわかります。寒くて眠れないということはありません。そして何より寒い冬にポカポカとした暖かさは幸せを感じます。

■冷えを予防する

これが一番大事かなと思います。昔は冷えてしまってから体をどうやって温めたら治るのだろうと考えていました。しかし、その辛さから冷えないように必死に体を温めるようにしてきました。すると冷える間もなく1日が終わるのです。冷えないということはなんという快適なんだろうと感じるようになってからは、少しでも冷えそうと感じたら、これでもかと体を温めるようにしています。それが冬になる前から毛糸の靴下を履いたり、腹巻を一年中付けたり、上着を多めに着たり、下着を工夫してみたり、ストールは必ず持って出かけたり・・・余分かなと思うものも一枚多く持ちます。そして、首、手首、足首、お腹を温めるようにします。

ぜひ冷えの予防をしてみてください。冷え性と感じることが減るはずです。冷えを感じず、快適な毎日を過ごしましょう!